こんにちは。館洞です。毎日和寒の美しい夕焼けと朝日を見ることが出来る生活を始めて、3週間ほどが経ちました。
さて、「和寒の子どもたち」について書く前に、まずは2週間お世話になった、和寒町農業活性化センターの皆様に、お礼を述べさせて頂きます。
こんにちは。館洞です。毎日和寒の美しい夕焼けと朝日を見ることが出来る生活を始めて、3週間ほどが経ちました。
さて、「和寒の子どもたち」について書く前に、まずは2週間お世話になった、和寒町農業活性化センターの皆様に、お礼を述べさせて頂きます。
慣れない環境の中、全く経験したことのない農作業のお手伝いをさせて頂き、改めて和寒町の主要産業である農業の大切さ、大変さ、農家の方々の肉体的・精神的パワーを垣間見、また私なりに思いを馳せるることが出来、大変貴重な体験となりました。お世話になったセンターの所長、副所長、そして右も左も分からない私にそれは温かく接して下さった職員の皆様に、感謝の気持ちをおくります。どうもありがとうございました。
さて、今まで移動の多い生活を送って来た私は、新しい場所で暮らすことになると、まずはその町の子どもたちの表情から、町の雰囲気を読み取って来ました。子どもは純粋で、隠すことが苦手。だから、そこに住む大人たちの雰囲気もそのまま映し出します。たとえば、私が出会った、戦争が絶えない町で生まれ育った子どもたちは、よく笑いはするものの、途方もなく悲しい光をその目にたたえていたり、怒りを秘めていたり、全てを諦めてしまったような事を言ったりしていました。また、お金に余裕があるとは到底言えない生活でも、明るく一生懸命働く大人達がたくさんいる町では、子どもたちもまた明朗快活で、大人達の心配をも吹き飛ばしてしまうような満面の笑顔で、町中に希望の光を投げかけていたものです。
昨日の朝、登校しようとしている二人の小学生の女の子たちに会いました。おしゃべりしていた彼女たちは私の姿を見ると、すぐに大きな声で「おはようございます。」と言いました。飾り気のない、明瞭な挨拶。私が「おはよう、いってらっしゃい。」と返すと、かすかに微笑んで、靴のひもを結びながら、「今日、どうする?」とお互いに話していた話題に戻りました。現実的でシンプル、そしてまじめな印象を受けました。すると、私が5月31日に高速バスで和寒に到着した初日、バスを降りるなり「募金お願いしまーす!」と緑の羽根募金を募るためコンビニの前に立っていた中学生の女の子たちのことを思い出しました。彼女たちも、とても明るい表情でした・・・。(もちろん、私が募金箱にお金を入れると、さらに大きな笑顔で、「ありがとうございまーす!」とはしゃいでいました。)どうやら、和寒は概して良い(幸せな)町のようである、というのが私のこれまでの印象です。
和寒では、温かい季節の今、下の様な夕日が毎日壮大なドラマとなって繰り広げられます。
和寒の方々ご自身は、当たり前に感じられる方も多いのでしょうが、夕日が見えないほどビルが建っている中、夕日がとうに沈んでしまってから混雑した電車で家路につく人たちにとっては、このような光景はどれほど胸を打つか計り知れません。
自然の美しさを十分に吸いこみ、そしてその厳しさも体と心で感じて育つ和寒の方々は、どんな思いを胸に生活していらっしゃるのでしょう。これから、子どもたちをはじめ、多くの方々にお会いすることが、少しずつ楽しみになってきました。考え方や感じ方が異なり、はじめはお互いに戸惑うことも多いかと思いますが、和寒の皆様、よろしくお願いします・・・!
慣れない環境の中、全く経験したことのない農作業のお手伝いをさせて頂き、改めて和寒町の主要産業である農業の大切さ、大変さ、農家の方々の肉体的・精神的パワーを垣間見、また私なりに思いを馳せるることが出来、大変貴重な体験となりました。お世話になったセンターの所長、副所長、そして右も左も分からない私にそれは温かく接して下さった職員の皆様に、感謝の気持ちをおくります。どうもありがとうございました。
さて、今まで移動の多い生活を送って来た私は、新しい場所で暮らすことになると、まずはその町の子どもたちの表情から、町の雰囲気を読み取って来ました。子どもは純粋で、隠すことが苦手。だから、そこに住む大人たちの雰囲気もそのまま映し出します。たとえば、私が出会った、戦争が絶えない町で生まれ育った子どもたちは、よく笑いはするものの、途方もなく悲しい光をその目にたたえていたり、怒りを秘めていたり、全てを諦めてしまったような事を言ったりしていました。また、お金に余裕があるとは到底言えない生活でも、明るく一生懸命働く大人達がたくさんいる町では、子どもたちもまた明朗快活で、大人達の心配をも吹き飛ばしてしまうような満面の笑顔で、町中に希望の光を投げかけていたものです。
昨日の朝、登校しようとしている二人の小学生の女の子たちに会いました。おしゃべりしていた彼女たちは私の姿を見ると、すぐに大きな声で「おはようございます。」と言いました。飾り気のない、明瞭な挨拶。私が「おはよう、いってらっしゃい。」と返すと、かすかに微笑んで、靴のひもを結びながら、「今日、どうする?」とお互いに話していた話題に戻りました。現実的でシンプル、そしてまじめな印象を受けました。すると、私が5月31日に高速バスで和寒に到着した初日、バスを降りるなり「募金お願いしまーす!」と緑の羽根募金を募るためコンビニの前に立っていた中学生の女の子たちのことを思い出しました。彼女たちも、とても明るい表情でした・・・。(もちろん、私が募金箱にお金を入れると、さらに大きな笑顔で、「ありがとうございまーす!」とはしゃいでいました。)どうやら、和寒は概して良い(幸せな)町のようである、というのが私のこれまでの印象です。
和寒では、温かい季節の今、下の様な夕日が毎日壮大なドラマとなって繰り広げられます。
和寒の方々ご自身は、当たり前に感じられる方も多いのでしょうが、夕日が見えないほどビルが建っている中、夕日がとうに沈んでしまってから混雑した電車で家路につく人たちにとっては、このような光景はどれほど胸を打つか計り知れません。
自然の美しさを十分に吸いこみ、そしてその厳しさも体と心で感じて育つ和寒の方々は、どんな思いを胸に生活していらっしゃるのでしょう。これから、子どもたちをはじめ、多くの方々にお会いすることが、少しずつ楽しみになってきました。考え方や感じ方が異なり、はじめはお互いに戸惑うことも多いかと思いますが、和寒の皆様、よろしくお願いします・・・!