野菜って何でも採れたてが新鮮で美味しいと思ってましたが、採れたてのカボチャは水分が多いため味がうすい?感じがします。農家さんに言わせてみれば「まだ味がのってない」状態。
9月に和寒の小学生たちと「スイートパンプキン」を作る機会がありました。9月ってカボチャの収穫がようやく始まる月だったので、手に入れた和寒産のカボチャは採れたてホヤホヤ。
採れたてのカボチャで「スイートパンプキン」を作ろうと思ったら砂糖を多めに使うことになりました。砂糖を入れた水でカボチャに火を通し、その後にも味付けで砂糖を入れ、コクを出すために生クリームなど使いました。これはこれで美味しかったけど、置いたカボチャで作ったらまた違うのかな?と、今回収穫から1か月近くキュアリングしたカボチャ『ほっこりうらら』で「スイートパンプキン」を作ってみました。
『ほっこりうらら』の特徴は、貯蔵に優れ滑らかな粉質で食べやすいところ。
キュアリングとは、風通しの良い場所で切り口がコルク状になるまで乾燥させ追熟させること。
肉厚な断面の濃厚な黄いろ色を見て美味しそう~と思いました。(ようやくわたしも…美味しいかぼちゃを見分けられるようになってきたのか?!)
今回の「スイートパンプキン」は前回より砂糖を使う量を半分にしても甘く、生クリームを加えなくても濃厚でしっとりしていて美味しかったです。ここでも上にペポカボチャの種をのせました。色も歯ごたえもいいアクセントになり、ペポカボチャありがとう~。そのうえ栄養もあるなんて何にでも入れちゃうぞ!
「スイートパンプキン」って材料がシンプル!!
かぼちゃ300g・砂糖30g・バター50g・牛乳50g・卵黄1個
あとはこれらを混ぜるだけ。冷やして一日置いた「スイートパンプキン」のギッシリ感はカボチャのガトーショコラを食べているみたい。
シンプルにカボチャを感じられるスイーツです。(ガトーショコラの話をしたらガトーショコラも食べたくなってきた。カボチャとチョコレートのギッシリ感をかけ合わせて、名付けて…ガツンとパンプキンショコラ‼‼)
ではまた、次回。