去る8月22日木曜日、北海道大学の大学院生と引率の先生達、約60名がフィールド研修目的で和寒町を訪れました。
↑農業活性化センター前で
この研修に参加したのは主に北海道大学のPARE プログラム(http://www.hokudai.ac.jp/international3/ryugaku/pare/view/) とECOSUS Summer (http://www.census.hokudai.ac.jp/strass/?p=1261) の大学院生で、道北エリアでの現地研修として、農林業や自然エネルギー関連施設を訪問・体験することによりそれぞれの地域の持続性についてレポートするというものです。学生さん達は外国人の方が多く、終日英語でコミュニケーションがとられたため、館洞は通訳兼ガイド補助として同行させて頂きました。
↑農業活性化センターでの横井さんのレクチャー(通訳:館洞)
和寒町では持続可能型農業・生活スタイルへの試みを行っているため、農業活性化センターにて横井義雄所長による「和寒町の農業」についての概要、越冬キャベツ、土壌分析や試験栽培についての紹介や、バークを利用した堆肥循環システム、農業に欠かせない農業用水の要である貯水池や灌漑用水路、米の貯蔵施設(カントリーエレベーター)の見学を行いました。
↑熱心に和寒の農業についての話に聞き入る学生さんたち
また、北海道の農業らしさである大規模な農地見学、実際に和寒町の農家さんを訪ねてのトラクター実演、水田に水を入れる様子の見学も行い、農家さんと直にお話しもしました。
↑和寒の農家、中道さんの田んぼを見学させて頂きました
↑実際に稲を目の前にして農家さんのお話を聞くのは貴重な体験です
↑バーク工場も見学しました
↑バーク粉砕実演もありました
夜は剣淵町のレークサイド桜岡にて、和寒町の地域おこしについて(館洞)、また持続可能型農業についての紹介(酒向勤さん)が行われました。
↑剣淵町レークサイド桜岡で行われたトーク
↑和寒町の特性(館洞)、和寒の持続可能型農業とエネルギー(酒向さん)についてそれぞれトークが行われました