隊員の中野です。
巷で噂のロケットストーブを一斗缶でつくってみました。聞く所によると少量の廃材で驚くほどの炎が出るとか。
今回つくるのはこのようなタイプのものです。ものすごい炎。こんなに燃えるのだろうか…。
下の焚き口から木を入れて、燃えて炎が上がり一斗缶の上部から出ている口から出てきます。
今回は和寒町の小林金物店にご協力いただいて材料を集めることができました。
作り方を参考にしたのはこのサイトです。
山の子 : 特別編 <一斗缶でロケットストーブを作ろう!> http://tharuno2.exblog.jp/12904702/
まず、一斗缶に穴を開けます。上部をすっぽり開け、横は煙突を差す部分を丸く開けます。
穴はお借りしたミニサンダーで切りました。
次に、まっすぐな煙突を切って曲がった煙突とくっつけます。これもミニサンダーで切りました。
煙突を一斗缶に差してこみ、隙間部分は砂で埋めます。
丸い穴の部分の隙間から砂が少しずつ漏れちゃうようになってしまいました….。
内側からテープなど貼って隙間を埋めなきゃいけませんね。
次に、枝や廃材を入れる部分の仕切りを作ります。今回はホールトマトの缶を使いました。
まず、缶の上下部分を缶切りで切り抜きます。
そして、残った部分をミニサンダーでスパッと切りこみます。
切り込みを入れたら、トンカチで叩くなどして平らにして煙突の下部に入れます。
するとこのような感じに。
仕切りの上の部分に燃料となる木を、下は空気が通り抜ける穴となっています。
木を入れて燃やしているところはこんな感じ。
ほぼこれで完成ですが、砂を入れるとかなり重くなって持ち運びが大変になるので、針金を使って手で持つ部分も作りました。
はい、とりあえず完成です。
このように横から木材をくべていきます。
燃えるのは木の先端部分です。
実際にどのくらいの火力が出るか確かめるため、この日の夜にロケットストーブを使って和寒ジンギスカンを焼いてみました。もちろん外で。
外の気温は約-15℃。極寒です。
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=N6upLbx6lHA&w=560&h=315]
見ての通りかなり燃えているのがわかります。しっかり和寒ジンギスカンも焼けました。
あまりにも寒くて箸を持つ手が言うこと聞かなくなりましたけどね…。
が、これをやってみることで今後のイベントで活用するアイデアなど色々な意見が出たのでやってみてよかったです。
ということで、もうちょっと工夫して他の活用も考えてみたいと思います。