拠点をつくって

麹の工房として見つけた空き家。

年明けから徐々に業者さんによる内装工事が進み、無事終わりました。

保健所の許可に合わせて、麹作りに適した環境を整えつつ、工事完了後すぐにでも麹を販売できるよう進めようと考えていました。当初は。

でも、工事をしてもらっている間にもいろいろな出会い・学びがあって、

私のつくりたい麹がどんなものか、今一度「私のものづくりを見直したい」「 もっともっと麹作りを追求する時間が欲しい! 」という氣持ちが高まり…

結果、

いつの間にか私は、工房の工事完了に合わせて販売開始しなきゃと、不要に勝手に 急かされていたことに氣づきました。

確かに、麹を作ってほしい・売ってほしいというお声はいただくので、お応えするよう動きます。

でも、ここ最近私に集まってきた情報は、私のしたいものづくりにとってとても必要で、改めて初心を思い出させてくれるような、そして具体的でわくわくする嬉しい情報ばかりでした。

私のしたいものづくりは、自然のしくみを感じながら、温かいエネルギーの溢れる麹づくり。

それは私が心から楽しめることです。

私の心からの楽しい氣持ちは、麹というモノにのって、受け取った人、食べた人の幸せにつながります。

私の心からの楽しい氣持ちは、私の居る場・空氣・雰囲氣にのって、私の周りの人に伝染します。

そうやって、

完成するモノにこだわりすぎず、追及するモノになるまでのプロセスも含めて、

よりよい麹づくりをしている自分を楽しみながら進んでいきたいと思っています。

ということで、しばしこの工房で、求める麹づくりに邁進します!

美味しい麹がここにあるよと

北海道和寒町にスポットライトが当たる一助になれますように☆彡

新年一発目、キムチづくりの会

明けましておめでとうございます。

先週土曜日の1月23日、「自家製本格キムチづくりの会」を開催しました。

和寒町公民館の会場から、zoomを使ったオンラインでも全国につなぎ、総勢34名のみなさまでキムチづくり。

会場はわきあいあいと、オンラインもみなさんそれぞれ熱心に、楽しい時間を共有することができうれしかったです。

私は、和寒町の協力隊として、

和寒を拠点に自事業であるHakko Class.を自立させ、暮らしを地域に根付かせたいと考えてやってきました。

過疎化する地方では、地域の住環境に魅力を感じていても、仕事がないとか食べていけないとかで移住定住を断念する例も少なくありません。

でも、今回のようなzoomを使ったオンライン事業は、田舎での暮らしを根付かせる道を照らす、一つの方法になると考えています。

今回のキムチづくりの会も、地元和寒町の方から一番遠くて愛知県の方にご参加いただけました。これは、過疎化する地域でも住み続けうる事業形態ではと可能性を感じています。

トライ&エラーじゃありませんが、これからも和寒町に拠点を置きつつ、たくさんの企画にチャレンジしていきたいと思います。

そして、いつも応援してくださっている役場のみなさんや町民の方、そのほかの地域の方やHakko Class.の教室に参加していただいたり応援してくださっている方には心から感謝しております。

本年もさらなる飛躍の年となるようがんばります。

よろしくお願い申し上げます。

2020年ありがとう

12月に入りました。年の瀬です。

あっという間に活動期間が過ぎていきますが、活動を始めた初年の内に工房候補の空き家が見つかったことはとても良かったと感じています。

急ぐこともなかったのですが、なんとなく年の区切りにちょうどいいというか、ひとつ形が見えた段階で年を越せるのは大きな安心感があります。

先月見つかってから、内装・外装についての補修改修点を打ち合わせさせていただきました。

具体的な改装着手は年明けになります。それから、麹の製造に必要な機材の搬入、保健所への許可申請と動き始める予定ですので、年度内に一定の形が整うだろうと思います。

ひとまず、今年は本当にたくさんの出会いがあり、夢や思いが形に見えた年となりました。

ありがとうございました。

こちらのブログはこれにて年内の更新は終わりにさせていただきます。

来年もがんばります☆彡

一足お先に…みなさまよいお年をお迎えください。

夢の発酵工房へ

かねてより探していた空き家が先日やっと見つかりました!

麹作りの工房として使うものです。

また、私は様々な自然の材料から菌を育てているので、それらの“醸し場”としても使いたいと思っています。

見つかった空き家はとても古いのですが、広さはちょうどよくとてもありがたいです。これから保健所の許可基準に沿った内装工事をします。

実際に麹製造と販売をスタートするにはもう少し時間がかかりますが、急がず焦らず着々と進めていきたいと思います。

私の作る麹は、特別な作り方をしています。

北海道産の自然栽培米と、和寒町の非加熱・無殺菌の天然水を使い、和寒産の自然栽培米の波動エッセンスを取り入れて醸します。

Hakko Class.の麹としてはこの「波動麹」がメイン商品です。

そのほか、北海道産の一般のお米でも作る予定で、持ち込み米での製麹も承ります。

生・乾燥、どちらもご用意し、今後さらに豆麹・醤油麹などの様々な種類の麹も作っていきます。

また、甘酒や塩麴、醤油麹(調味料)などの麹加工品も販売できればと思っています。

一方の、“私が育てている菌”ですが、

簡単に言うと様々な食材から酵母菌を起こしています。

でも、ただ酵母を起こすだけでなくこれらを醸す過程を見ながら、微生物の循環バランスを観察したり、それを摂取した人間の健康状態を観たり、また、“醸し場”としての場づくり=菌がたくさんいて醸しやすい状態にすることをしています。

そして最近もくろんでいるのは、それらの様々な酵母液を農業の現場で生かすとどうなるかという研究です。仮説を持って取り組んでいきたいと思います。

最近ふと氣づいたのですが、私は何かを発酵させて食べることが好きなのではなく、発酵させることがただただ好きで…子供のころに顕著だった独創性も、もしかすると芸術肌な一面を表していたのかも…

なんて、自分で自分を面白がっていますが、

それが誰かのためになるようにがんばっていきたいと思います。

種を継いでいく

夏野菜の収穫が終わりました。

ピーマン、トマト、なす、和寒で初めての野菜作りはどれも豊作でした。

収穫して「食べる」ことの美味しさ、うれしさはもちろんありましたが、今シーズンを振り返ると私の喜びはそれが一番ではなかったことに自分でも初めて気づきました。

私にとって、作物栽培の一番の喜びは、

★育てる

ことです。

その過程を見ること、その過程の作業をすること、成果を見ること、ただそれだけです。

食べて美味しいというのは成果にはなりますが、そこまで食べることにこだわりがなかったので、「育てる」ことが好きでただ育てたいんだなぁということがわかり、

これは一見ただの気付きのようですが、私にはやりたいことを明確にする一つの大きな収穫です。

そして、さつまいもやかぼちゃなどのイモ類の収穫も終わり、シーズンはいよいよクローズに向かいます。

「食べる」あるいは収穫を目的とする栽培はここで終わりですが、「育てる」を目的にするとまだ終わりません。

種を継ぐ作業です。

それは、終わりという概念を飛び越えて、循環を意識させます。

腐っているのではありません。

これは果菜類の種継ぎ。初めての挑戦で上手なやり方がわかっていない上、なかなか管理がうまくいかなかったのでこの子達から採る種が来年も芽を出してくれるか、育ってくれるかは正直自信がありません。

でもいいです。それも学びです。

固定種・在来種の種でも、観光栽培で長年育まれてきた土壌、そしてこの写真のものはハウス栽培だったので、どう転ぶかは予想がつきますが、オールOKでいきましょう。

借りた畑では思うように循環させられず悲しく感じる「終わり」でしたが、

今シーズン、協力してくれたすべての人に感謝します。そして野菜たち、土も、みんな、ありがとう。