「和寒産カボチャを美味しく食べようの会」発足

地域おこし協力隊の坂口美洋子です。夏はメロン栽培。冬はカボチャの加工品開発の活動を行っています。最終活動目標は『新たな和寒土産品の販売』です。そこに向けてまず『和寒産カボチャを美味しく食べようの会』を発足しました。(会員は今のところ…わたし一人ですが(;^ω^))会員募集中です。難しい条件はありません。和寒産のカボチャをもっと美味しく食べたいと思っている方!!ただこれ一点のみです。

この情熱を持って今後カボチャを使った料理教室を随時開催する予定です。色んな方々に集まって頂いて意見交換を重ね、ゆくゆくは商品販売を目指したいと思います。そのために今わたしが、しなければならないことは

“カボチャと向き合う”です。

色んなカボチャを食べて、料理やお菓子を試作していこうと思います。今回はカボチャの「夢(ゆめ)浪漫(ろまん)」「味(あじ)浪漫(ろまん)」を使って『カボチャの巾着』を作ってみました。

この2種類を比べてみると「夢浪漫」は粘り気が強く形が作りづらく、「味浪漫」は粉っぽいのでまとまりやすく巾着の絞った感じがキレイに形に出ています。作ったカボチャの巾着あんを応用する形で「カボチャのモンブラン」を作ってみました。

今回の「夢味モンブラン」は
上から
①ペポカボチャの種
②細く絞られたカボチャペーストのクリーム
「夢浪漫」
③生クリーム
④カボチャあん「味浪漫」
⑤マフィン
の構成となっております。

モンブランの一番重要な部分。細く絞られたカボチャペーストのクリームには「夢浪漫」、中のカボチャあん部分に「味浪漫」を使ってみました。夢味合作のカボチャのモンブランは細く絞られたクリームがとにかく美味しかったです。このカボチャクリームは生クリームにカボチャペーストを加えて作ります。生クリームってそのままでも美味しいけど、そこに濃厚なカボチャのコクとねっとり感が加わると別次元になるというか、お腹も別次元になっていくらでも食べられるぅ~という相乗効果?が発揮されます。

今回の反省点は≪もっと生クリームを!!≫です。

次回作る時はクリーム増し増しの「夢味モンブラン」を作りたいなぁ。材料とレシピを載せて欲しいと要望があったら載せますね。

おまけコーナー「夢味モンブラン」 デコレーション始めるよ。                    

  ①マフィン焼きあがりました。     

         ②真ん中をくり抜きます。

③くり抜いた部分にカボチャあんをめいっぱい詰め込みます。

④生クリームをてんこ盛りに盛ります。

⑤細い糸状に絞り出したカボチャペーストクリームをタテ方向ヨコ方向へとのせていきます。(バランスを見ながら、限界まで盛ります。)モンブランの頂点にペポカボチャの種を乗せれば完成。

では、また次回。

嬉しくも目の回るような毎日

お久しぶりです。

最近、私のつくる麹が口コミでだんだん広がっていて、米麹や甘酒を気に入ってくださる方が増えている実感があり、ありがたくも製麹や麹関係の問い合わせに分刻みで動く日も多くなってきました。

ただ、コロナの影響で大々的に表立ったイベントもない中で、 協力隊の活動としてどんな風にしていけばいいかなぁと一人で考えこむことも多いです。

そんな中で、実はこの夏、一カ月ほど実験的にやってみていたことがありました。

まだ役場の担当の方に提案していないので ここでお披露目はしませんが、 より広い範囲で地域の人の役てるかも?という名案があって、 近々本格始動に向けて動いてみたいと思っています。

さて、先日なよろFMさんの取材があり、地域のフリーペーパー『pick up』の今月9 月号にインタビュー記事が載りました。

よろしければご覧ください。

外装工事後の工房は私の好きなお色です

2年目に入りました。

和寒の地域おこし協力隊になって丸1年が経ちました。

氣付けば麹の工房を構えるところまでたどり着けたことは、本当に本当にありがたい限りです。

1年前の今日はこういうことをすることになるとは、私自身思ってもみなかったです。

もちろん、Hakko Class.として発酵の分野で活動していくことは前提でしたが、麹屋さんを始めようと思うことになるとは。

この1年でヒト・モノ・コト、たくさんの出会いがありました。そのひとつの結果がこの工房につながっていることを思うと、面白いなぁと思います。

でも、今につながっているのはこの1年だけではありません。

それより前のことから、すべてが今につながって、工房、そしてこれからにつながっていきます。

本当に楽しみです。

今月は毎日製麹しています。

その間、出来上がった麹の味を確認するため、甘酒を作ることがあるのですが、美味しいと思ったものを周りの方々にお配りすることがあり、今日はある町民の方のご自宅へお邪魔しました。

そのとき、私が広報や道北日報で発信している発酵情報をご覧になっていて、「専門的だから」と、私へのハードルが高いと感じておられたことをお聞きしました。

それが私にとっては寝耳に水ですごくびっくりしてしまい、同時にとても申し訳なく感じました。

むしろ、特に最近は、「みんなでつくろ~♪」的なノリでわいわい楽しむことをコンセプトとしてやっているため、全然逆なのに…!と(笑)

きっとこの方のように感じておられた方は他にもいらっしゃると思うので、もっとわかりやすく、日常や身近に、氣軽に取り入れやすいよう感じてもらえる表現を加えながら発信していこうと思います♪

そう思うと、これからもっともっと出会える方が増えるのが楽しみです^^

そして、協力隊1年を終え、2年目に入るこのタイミングで、普段私が更新しているSNSを貼ります。

FacebookやInstagramはこのブログよりたくさん更新していて、日々の活動がご覧いただけます。また、ホームページではオンラインショップもありますので、これからはこちらでご確認いただければと思います。

▼Hakko Class. ホームページ(オンラインショップ)

https://tsuku2.jp/hakko-class

▼Hakko Class. Facebook

https://www.facebook.com/HakkoClass

▼Hakko Class. Instagram

https://www.instagram.com/hakko_class

よろしくお願いします!

拠点をつくって

麹の工房として見つけた空き家。

年明けから徐々に業者さんによる内装工事が進み、無事終わりました。

保健所の許可に合わせて、麹作りに適した環境を整えつつ、工事完了後すぐにでも麹を販売できるよう進めようと考えていました。当初は。

でも、工事をしてもらっている間にもいろいろな出会い・学びがあって、

私のつくりたい麹がどんなものか、今一度「私のものづくりを見直したい」「 もっともっと麹作りを追求する時間が欲しい! 」という氣持ちが高まり…

結果、

いつの間にか私は、工房の工事完了に合わせて販売開始しなきゃと、不要に勝手に 急かされていたことに氣づきました。

確かに、麹を作ってほしい・売ってほしいというお声はいただくので、お応えするよう動きます。

でも、ここ最近私に集まってきた情報は、私のしたいものづくりにとってとても必要で、改めて初心を思い出させてくれるような、そして具体的でわくわくする嬉しい情報ばかりでした。

私のしたいものづくりは、自然のしくみを感じながら、温かいエネルギーの溢れる麹づくり。

それは私が心から楽しめることです。

私の心からの楽しい氣持ちは、麹というモノにのって、受け取った人、食べた人の幸せにつながります。

私の心からの楽しい氣持ちは、私の居る場・空氣・雰囲氣にのって、私の周りの人に伝染します。

そうやって、

完成するモノにこだわりすぎず、追及するモノになるまでのプロセスも含めて、

よりよい麹づくりをしている自分を楽しみながら進んでいきたいと思っています。

ということで、しばしこの工房で、求める麹づくりに邁進します!

美味しい麹がここにあるよと

北海道和寒町にスポットライトが当たる一助になれますように☆彡

新年一発目、キムチづくりの会

明けましておめでとうございます。

先週土曜日の1月23日、「自家製本格キムチづくりの会」を開催しました。

和寒町公民館の会場から、zoomを使ったオンラインでも全国につなぎ、総勢34名のみなさまでキムチづくり。

会場はわきあいあいと、オンラインもみなさんそれぞれ熱心に、楽しい時間を共有することができうれしかったです。

私は、和寒町の協力隊として、

和寒を拠点に自事業であるHakko Class.を自立させ、暮らしを地域に根付かせたいと考えてやってきました。

過疎化する地方では、地域の住環境に魅力を感じていても、仕事がないとか食べていけないとかで移住定住を断念する例も少なくありません。

でも、今回のようなzoomを使ったオンライン事業は、田舎での暮らしを根付かせる道を照らす、一つの方法になると考えています。

今回のキムチづくりの会も、地元和寒町の方から一番遠くて愛知県の方にご参加いただけました。これは、過疎化する地域でも住み続けうる事業形態ではと可能性を感じています。

トライ&エラーじゃありませんが、これからも和寒町に拠点を置きつつ、たくさんの企画にチャレンジしていきたいと思います。

そして、いつも応援してくださっている役場のみなさんや町民の方、そのほかの地域の方やHakko Class.の教室に参加していただいたり応援してくださっている方には心から感謝しております。

本年もさらなる飛躍の年となるようがんばります。

よろしくお願い申し上げます。